007映画で英語の勉強 動物は普通は it で受けるが、he または she も使う時もある 後編

前の記事では、馬や象に it でなく、he とか she を使う例を見ました。今日はその続きです。

ワニ

死ぬのは奴らだでは、
007は敵に捕まり、ワニ園に連れてかれます。義手をつけた敵の一人がエサをやりながら、ワニの説明をしてます。
01時間22分17秒
There’s old Albert.
Now, he‘s a croc.
Got overcareless with him sometime back and he took my whole arm off.
Well done, Albert!
あそこに、年寄のアルバートがいる。(敵)
あいつはクロコダイルだ。(敵)
俺は昔、不注意で、あいつに腕を持ってかれた。(敵)
よくやったぞ、アルバート(007)

コロコダイルを he とか、him で表してます。

croc         =crocodile クロコダイル
英辞郎on the WEB
overcareless     不注意
こちら

ちなみに、Got overcareless は、I got overcarelss の主語 I がカットされたものでしょう。主語のカットは、動詞は思うのいう類の動詞(think、hope、believe)で良く起こる事はこの記事で勉強してます。get overcareless も同類なのだと思います。

そして、007はワニ園の小島に取り残されます。
敵の一人がふざけて言います。
ワニをやっつける方法はふたつある。
1つは、ワニの目の後にある窪みに鉛筆を押し込むんだ。
01時間22分55秒
And the other?
The other’s twice as simple.
You just put your hand in his mouth and pull his teeth out.
もう1つは?(007)
もう1つは2倍簡単だ、奴の口に手を突っ込んで歯を抜くんだ。(敵の一人)

his を使ってますね。

depression     くぼみ
ルミナス英和・和英辞典

ちなみに、twice as simple のように、何倍とかいう比較はこの記事で勉強してます。

ニシキヘビ

ムーンレイカーでは、
007は様々な攻撃をかわして、ヒューゴ・ドラッグスが南米の密林の中に作ったスペースシャトルの秘密発射場にたどり着きました。ここで池に落とされ、ニシキヘビに絞殺されそうになりましたが、毒注入ペンを使って何とか逃れます。ドラッグスが現れて言います。
01時間24分06秒
Mr. Bond, you defy all my attempts to plan an amusing death for you.
You’re not a sportsman, Mr. Bond.
Why did you break off the encounter with my pet python?
I discovered he had a crush on me.
ボンド君、君のために用意した楽しい死をことごとく拒むのだね、スポーツマンシップがないね。(ドラッグス)
なぜ、私のペットのニシキヘビとの出会いを壊すのかね?(ドラッグス)
べたぼれされたのに気が付いたんでね。(007)

crush        押しつぶす、砕く
crush on       …に熱をあげる
python       ニシキヘビ
ルミナス英和・和英辞典

オウム

ユア・アイズ・オンリーでは、
007と海洋学者の娘のメリナは、沈没した船に搭載されていた英国の重要通信装置を取り戻そうとしてます。船のキャビンで飼われているオウムについて007が聞きます。
01時間22分23秒
What’s his name?
Max.
名前は?(007)
マックスよ。(メリナ)
オウムの性別は不明ですが、his を使ってます。

振り返ります。
ゴールドフィンガーが自分の馬に、she を使ってます。
美しき獲物たちではゾリンの部下がゾリンの保有馬に対し、he、him を使ってます。
黄金銃を持つ男は、スカラマンガは自分が可愛がっていた象に対し、his、he を使ってます。
死ぬのは奴らだでは、自分たちのワニ園のワニに、him、he、his を使ってます。
冒頭述べた英文法解説の説明では、動物 普通は it で受けるが, (特に飼主などは) he または she も使う、とありました。
なるほど、少なくとも飼い主など関係者は he、she 系を使うのですね。

ちなみに、船とか車を she で表現するのはこの記事で勉強してます。

007映画で英語を勉強して、300記事近くまでなりました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

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