007映画で英語の勉強 酒は英語字幕ではsaki。sakeじゃないの?

007は二度死ぬでは、日本酒は英語字幕では、saki になってます。
sakeでなく。なぜsaki なんでしょうか?

使われるシーンは、
007は二度死ぬでのそのシーンは、日本の諜報機関の長官、タイガー田中に
日本酒は好きか、それともウォッカ・マティーニの方が良いかと
聞かれるところです。

英語字幕はこうです。

00時間31分52秒
田中:Do you like Japanese saki, or would you prefer a vodka martini?
007:Oh, no. I like saki.

ルミナス英和・和英辞典で、sakiを調べると、
=sakeとなっていて、日本酒、(清)酒となってます。

sakeって、普通はセイクって発音します。
sakeと言う単語は~のため、とかいう意味があります。

それは007映画でも良く登場します。

女王陛下の007では、宿敵ブロフェルドのテロ用の研究所を
for the sake of mankind (人類のための)
の研究所と偽ってます。

スカイフォールでも、危機が迫り、本部への帰着を
急ぐMが車を止められて、
For God’s sake! Just get out of the way!
(頼むから、行かせてくれ)
とか言ってます。

いずれもセイクって発音します。

このセイクと言う発音はfor the sake ofとか
for God’s sakeという言葉を聞いたから、
知っているという訳でなく、

take, made, cake, sale, pale みたいな感じの綴りは、
どれもエイと発音するんです。

hat, map, sat, cat, bad, dad, lap みたいな綴りは、
どれもアと発音するんです。

そういう法則があるんです。
子音+eで終わる時はエイ、
子音で終わる時はア、という法則が。

詳しくは 世界一わかりやすい英語の発音の授業
(関正生著)に丁寧な説明があります。

一方、saki と書くとどう発音するかと言うと、
カタカナで書くと、サキですが、[i] の発音は、
日本語のイとエの中間とされてます。

だから sake と字幕に書いてあるより、saki と字幕が書いてある方が
まだしも日本語の「酒」[サケ]の発音に断然近いと思います。

だから007を演じるショーン・コネリーに配布される台本にも
きっと saki と書かれているのでは、と思ってます。

確かにショーン・コネリーがI like saki.としゃべる時、
サキとサケの中間のように聞こえます。

ちなみに、世界一わかりやすい英語の発音の授業
(関正生著)では、
母音には2通りの読み方の法則が紹介されてます。
a を、エイ、と読むか、ア、と読むか、
i は、アイ、と読むか、イ、と読むか、
とかがわかりやすく説明してあります。
勉強になった本です。

以上、酒の英語字幕が saki と書いていることから、
勉強したことでした。

007映画で英語を勉強して、300記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

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