007映画で英語の勉強 go と come は動詞を直接続けられる、go meet(会いに行く)、come see(見に来る)とか 今回は come の方

前の記事のおさらいです。

go and 動詞、come and 動詞 というのは、go to 動詞、come to 動詞 の代わりで、and は省略されることがある、とあります。
(ロイヤル英文法(綿貫 陽/宮川 幸久/須貝 猛敏/高松 尚弘 著))
これですね。

さらにアルクの解説によれば、
go 動詞、come 動詞 と動詞が直接続く場合は、動詞は visit、see、meet、 get、buy、ask、check、eat、talk、have、 do、make など。
くだけた言い方なので、フォーマルな状況や文書などでは、go and 動詞、come and 動詞 と略さないで表現した方が良い。

007ではどう使われているか、見てみましょう。

今回の記事では、come を見て行きます。

慰めの報酬では、
ボリビアのCIA駐在事務所に007から電話がかかってきます。フェリックス・ライターが答えます。
01時間21分39秒
you really should come visit.
君は訪ねて来るべきだ。(ライター)

come visit です。アルクの解説にあるよう visit が続いてます。

ワールド・イズ・ノット・イナフでは、
007は石油王ロバート・キングに渡す金を受取に、スイスの銀行に来ています。
銀行の人間が言います。
00時間00分47秒
So good of you to come see me, Mr. Bond.
会いに来て下さって、ありがとうございます。(銀行の人間)

これは、元々、
It is good of you to come see me. でしょう、
It is …(形容詞) of 人 to ~(動詞) は、
人が~するとは、…だ、という一般的な構文ですね。
この場合、
あなたが来て下さるとは、とても良いことだ、という事になります。

追記:It is …(形容詞) of 人 to ~(動詞) については、この記事で勉強してます。

come see です。 アルクの解説にあるよう see が続いてます。

ドクター・ノオでは、
ジャマイカの英国領事館の女性秘書は敵のドクター・ノオのスパイのようです。007は彼女の家に行き、警察に引き渡した後、彼女の連絡でやってくるはずの殺し屋を待ち伏せます。
ここで007はレコードをかけます。
00時間56分44秒
Underneath the moonlit sky
Me honey and I come sit hand in hand
♪月明かりの空の下に私の好きな人と私は手に手をとって座りに来るのよ。 ♪(レコード)

come sit です。

hand in hand     手に手を取って
underneath     …の(すぐ)下に[へ]
ルミナス英和・和英辞典
me         ((アイル方言))[所有格としてのme]《◆((アイル方言))以外でもおどけて使うことがある》
weblio英和・和英辞典

me が所有格となりうるという事は、me honey and I = my honey and I となります。
ちなみに、my honey という3人称が先で I の1人称が後です。人称代名詞には順番があります。この記事で勉強してます。

ドクター・ノオでは、
ドクター・ノオの所有するクラブ・キー島に007は夜、潜入しました。朝になると、ハニー・ライダーが歌を歌いながら海から現れます。
♪マンゴの木の下で、ラララディー♪(ハニー)
01時間02分22秒
Come watch for the moon.
♪来て、月を待とうよ♪。(ハニー)

come watch です。

冒頭のロイヤル英文法には、and は省略される事があると書いてありました。と言う事は省略されない事もあるわけで、007映画には、come and 動詞 と省略されてないものもちゃんとありました。

スカイフォールでは、
シルヴァの M 暗殺攻撃は失敗に終わり、M がタナーにガードされ車に乗せられると、タナーが乗る前に車はそのまますごい勢いで走り出します。
007が運転してました。M と007の会話です。
あなたは私を誘拐しようとしている?(M)
01時間43分00秒
If he wants you, he’ll have to come and get you.
We’ve been one step behind Silva from the start.
It’s time to get out in front, change the game.
もし、彼(シルヴァ)があなたを求めるなら、彼は来てあなたをつかまえなかればならない。(007)
我々は最初からシルヴァの一歩後ろにいた、(007)
我々が前に出る時だ、ゲームを変える。(007)

come and get ですね。
字幕では、 he’ll have to come and get you ですが、音声は he’s going to have to come and get you のようです。

以上二つの記事で、go とか come の後に直接、動詞が来るのを見てきました。

私としては、全部マスターし使いこなすのは大変なので、
自分で使う時は全部、go to 動詞、come to 動詞 を使い、人が go 動詞や go and 動詞、come 動詞や come and 動詞と話した時、理解できればそれで良し、と言う事にします。

007映画で英語を勉強して、250記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です