007映画で英語の勉強 au revoir オーレヴォアまた会おう、touché トゥーシェその通り、Monsieur ムッシュ セリフの中に出てくるフランス語

007映画の中では、フランス語がけっこう出てきます。これを勉強しようと思います。

■au revoir また会う時まで

ルミナス英和・和英辞典では、《フランス語から》さようなら. とあり、
Lingueeの仏英辞典でも、goodbye ですが、直訳としては、また会う時まで、という事らしいです。
au revoir でググると、そういう訳が出てきます。(例えば、学校行かずにフランス語!
現に Lingueeの仏英辞典で au revoir を細かく調べると、au は英語の前置詞の to とか at で、revoir は review とか see again と出てきます。
さらに言うと、revoir 自身が re+voir で re は英語と同様の re、つまり再び、voir は see のようです。
なるほど。

発音は、オーレヴォア という感じです。
 
007映画のセリフではどうなっているか調べましょう。

私を愛したスパイでは、
007とソ連の女性諜報員アニア・アマソワ少佐の会話です。
00時間34分26秒
Goodbye, Mr. Bond.
Let’s say au revoir.
I have the oddest feeling we’ll be meeting again sometime.
さようなら、ボンドさん(アニヤ)
また会う時までと、言いましょう。いつかまた会うような気がするのでね。(007)

この後、すぐに二人は会います。

英語字幕では、au revoir は上記のように、イタリックで表現されてます。
イタリックで表示するのは、船の名前とか強調とか外国語とかです。いつかきちんと勉強しようと思ってます。

同じく私を愛したスパイでは、
007とアニヤ少佐は、以前、訪問したことのある海洋王のストロンバーグがワシントンとモスクワに核ミサイルを撃ち込む陰謀を企んでいるという事を知りました。
ストロンバーグは、ふたりを捕まえ、アニヤだけを自分の海底基地に連れて行こうとしてます。007に言います。
01時間34分03秒 
Farewell, Mr. Bond.
That word has, I must admit, a welcome ring of permanency about it.
Au revoir, Anya.
さらばだ、ボンド君。(ストロングバーグ)
この言葉には、永久の響きがあると認めざるを得んな。(ストロングバーグ)
また会う時まで、アニヤ。(007)

ストロンバーグは、これで、永久にさらばだな、と言っているのに対し、007はアニヤに、ストロンバーグの陰謀を阻止し、再び会おうと言っているのだと思います。

日本語字幕(菊地浩司さん)では、
さらばだ
今度こそ君とは二度と会うまい
またね アニヤ
です。

英語字幕では、au revoir は上記の通り、イタリックで表現されてます。

farewell     《古風》 さらば!, ごきげんよう!
Farewell till we meet again! さらば, また会う日まで
welcome    喜ばしい、好ましい
ring      響き
permanency    永久
ルミナス英和・和英辞典

オクトパシーでは、
オクトパシー・サーカスの女性団長であるオクトパシーはソ連の宝石を密輸しようとしてます。準備が終わったようなので、協力者のソ連のオルロフ将軍がオクトパシーに言います。
01時間30分14秒
I must go.
Au revoir, dear lady.
行かなくては。では、また会う日まで。(オルロフ将軍)

英語字幕では、今回は Au revoir はイタリックではありませんでした。

■touché その通り

《フランス語から》その通り
ルミナス英和・和英辞典

私を愛したスパイでは、
007はバーでアニヤ少佐に出会います。バーテンダーが来ると、
00時間33分47秒
The lady will have a Bacardi on the rocks.
For the gentleman, vodka martini, shaken not stirred.
Touché.
この女性には、バカルディをオンザロックで。(007)
この男性には、ウォッカ・マティーニを、かきまぜるのではなくシェイクで。(アニヤ少佐)その通り(007)

英語字幕では、この Touché はイタリックではありませんでした。

will have ~ は、レストランで、~を頂くと言う表現で使います。
I’ll have the prawns, salad and Bourdetto.
An excellent choice. I’ll have the same.
エビとサラダとボルデットを頂く。(007)
良い選択だ。私も同じものを頂く。(クリスタトス)
と言った感じです。
この記事で勉強しました。

■Monsieur ムッシュ

(フランス語から)…さま, …君, だんなさま《英語の Mr. または呼びかけの sir に相当する
ルミナス英和・和英辞典

いわゆるムッシュですね。これはたくさん使われてます。

カジノ・ロワイヤルでは、
007が事件後、ヴェスパーと楽しく過ごしているところに、スイスの銀行員が、007がカジノで勝ち取ったお金の処理に来ました。
01時間57分37秒
Hello.
Oh, perfect timing.
Monsieur Mendel.
How are things in Switzerland?
こんにちは。(メンデル)
良いタイミングだ。(007)
メンデルさん、スイスはどうですか?(ヴェスパー)

英語字幕では、この Monsieur はイタリックではありませんでした。
こうしてみると、外国語は全て、イタリックになるというわけじゃなさそうですね。

まだまだ、フランス語は使われてます。続きは別の記事にします

007映画で英語を勉強して、300記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

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