007映画で英語の勉強 ~のはずという意味(should)

should は ~すべきです、の他に、~のはずです、という意味もあります。けっこう使われます。
ルミナス英和・和英辞典では、
見込み・推定・予期を表す
恐らく(きっと)~だろう、~するはずだ。
The bus should be coming soon.
バスはもうすぐ来るだろう。
[should have+過去分詞の形で] 恐らく…しただろう; …するはずであった(のに)
The taxi should have arrived at noon.
タクシーは正午に来るはずだったのに

英文法解説(江川泰一郎著)によると、確実性の度合いはmayより強いが、mustより弱いそうです。

スカイフォールの中で、
007が捕えたシルヴァがMI6の地下に逃亡しました。007はQに指示をもらいながら、追いかけます。その時の会話です。
右側の次の通用口に入って下さい(Q)
01時間30分30秒
If you’re through that door, you should be in the Tube.
I’m in the Tube.
そのドアを通れば、地下鉄(線路に)に入るはずです。(Q)
地下鉄に入っている。(ドアを通った007)

service doorとは英辞郎on the WEBによると、
〔職員・配達員などが出入りに用いる〕通用口
です。

トゥモロー・ネバー・ダイでは、
カーバーに仕組まれて、英国海軍と中国空軍が戦争になろうとしています。ミサイル攻撃を受けている英国海軍の報告です。
01時間34分55秒
Sir, AWACS reports two waves of land-based MiG 21 s inbound.
The first group should be on our screens in two minutes.
AWACS(空中警戒管制システム)によると、2群の地上発射のMIG21が戻ってきます。
最初のグループは後、2分でレーダに現れるはずです。(英国海軍の報国)

inbound     帰りの
ルミナス英和・和英辞典

スペクターでは、
007のかつのての敵のホワイトは、娘のマドレーヌ・スワンを保護することと引き換えに、スペクターの手がかりを与えると、言いました。
手がかりの場所にたどり着くと、マドレーヌ・スワンは、
父親との縁は切った、彼と彼の病的な人生とは関わりを持ちたくない。
と言います。その後の007のセリフです。
お父さんにそんなにつらく当たるべきじゃない。
01時間19分55秒
The man I just met should have been dead weeks ago.
The only reason his heart was still beating was you.
君のお父さんは何週間も前に死ぬはずだった。生き永らえたのは、君のためだ。(007)

日本語字幕(戸田奈津子さん)では、
父上は君のために何週間も生き永らえたんだ
です。

ロシアより愛をこめてでは、
007の応援としてやって来たナッシュが列車の予定を話してます。
01時間25分20秒
We should reach the border in about an hour.
1時間後に国境に着くはずです。(ナッシュ)

日本語字幕(保田道子さん)では、
1時間で国境です
です。

スペクターでは、、
Mの指示で、Qは007の血管中に居場所を発信するマイクロチップを打ち込みました。
しばらく行方不明になりたいという007の願いを聞いて、 Qはこう答えます。
このスマート血液プログラムは、実験段階なので、…(Q)
00時間27分44秒
So we may experience the odd drop in coverage during the first 24 hours…48 hours after administration, but after that it should work perfectly.
投与後、最初の24時間、いや48時間は、カバレッジが変に落ちたりする、でもその後は、完璧に動くはずだ。 (Q)

Qは007の意図を聞いて、最初の48時間については、007の居場所をMに報告しないと暗に言っているわけです。

administration   (薬の)投与
ルミナス英和・和英辞典

shouldは他にもいろいろおもしろい用法があるようなので、今後いろいろ調べていきます。

追記 should関係の他の記事です。
・感情の should 君が~するとはおもしろいとか
・~why, how とともに用いて, …する(必要がある)のか should の用法
・I should thinkとかは控えめな表現
shouldと違ってought toはあまり使われない

007映画で英語を勉強して、300記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です