007で英語の勉強 hell(地獄)のいろいろな用法 第1弾

hell を使ったいろいろな用法を勉強したいと思います。

hell という言葉については、疑問詞を強める用法がありました。
この記事では、
What the hell’s going on? 一体全体、何が起きているんだ?
とか言う用法を勉強しました。

この記事では、
how the hell does he know these things? 一体全体、どうやって彼はそれを知っているの?とか、
Where the hell did that come from? 一体全外、どこからのアラームなんだ? とかを勉強しました。

今回いろいろ調べて、hell を使った用法は、007には、かなりあるとわかりました。
the hell という言葉の性質上、学校の教科書には載ってなく、また社会人が勉強するいろいろな教材にも載ってないものです。だからある意味新鮮でした。

hell を用いた表現はいろいろあるので、あくまで自分用に、自分が覚えやすいように、3つのグループに分けました。

単なる間投詞
 Hell!
地獄その物、地獄のようなもの
 hell、
 go to hell
 to hell with、
 give…hell、
 look like hell、
 比較級 than hell
すごい、とか強調
 sure as hell、
 a hell of、
 get the hell out of、

それでは、実際に007映画での用法を見ながら勉強していきたいと思います。

■間投詞として

■■Hell!

英辞郎on the WEBでは、
hell 間投詞 くそ、畜生、そんな◆いら立ち・驚き・強調などを表す。やや下品。
とあります。
ルミナス英和・和英辞典では、
畜生!, くそっ!, ふん! 《怒り・いらだち・強意の表現; 
とあります。

間投詞とは、喜び、怒り、悲しみ、驚きなどの感情を表す語で、文の中で独立要素となり、ほかの部分と文法的関係を持たない。
例としては、
er(えー)、
hell(おお)、
oh(おお)、
oh, my God(驚いたな)、
ouch(あ痛い)、
thank God(やれやれ)、
well(さて)、
と、間投詞の定義と例がロイヤル英文法(綿貫 陽/宮川 幸久/須貝 猛敏/高松 尚弘 著)に書かれてます。

ワールド・イズ・ノット・イナフでは、
石油王ロバート・キングは007が取り戻した金に仕込まれていた爆弾で MI6 内で殺されました。
MI6 はテロリストのレナードの復讐と見て、次に狙われるのはキングの娘のエレクトラ・キングと見て、石油パイプラインを敷設しているエレクトラに007を派遣します。パイプラインの敷設では、現地の人と問題を抱えているようです。
エレクトラの護衛チーフと007の会話です。
00時間29分41秒
As you can see, we’re having problems with the villagers.
I’ve told Miss King to stay at the office in Baku.
Oh, hell.
Miss King, I told you to–
ご覧のように、村人と問題を抱えている。(チーフ)
キングさんにはバクーの事務所に留まるようお願いしてある。(チーフ)
(ヘリコプターが飛んでくるのを見て)
畜生!(チーフ)
(ヘリコプターから降りてきたエレクトラに)
キングさん、私はお話しましたよね…(チーフ)

護衛のチーフは問題ある場所には来るなと言っていたのに、エレクトラが来たので、いら立ちを感じたのだと思います。

トゥモロー・ネバー・ダイでは、
007は世界のテロリストが武器などを交換するマーケットに潜入して動画を本部に流しています。
英国のローバック提督は一気にテロリストを葬ろうとして、英国軍艦からミサイルを発射させました。
007はその現場にソ連の核ミサイルがあることを示す画像を送ります。
ロバート提督がソ連の提督に聞きます。
もしミサイルがあれに当たったら、核爆発するのか?
00時間04分14秒
But even if it does not, there’s enough plutonium to make Chernobyl look like picnic.
Bloody hell.
例え、爆発しなくても、プルトニウムがばらまかれる、チェルノブイリどころじゃない。(ソ連の提督)
畜生!(ローバック提督)

bloody もご丁寧についてます。大変な事になる事を知って、いらだっているのかと思います。

美しき獲物たちでは、
007は、ゾリン産業のゾリン社長が半導体技術をソ連に渡していると疑い、ゾリンが開催する競馬馬の競売に潜り込みます。
そのパーティでのある男との会話です。
00時間32分22秒
Are you a trainer?
Horses?
Hell, I can’t even ride.
I’m in the oil business.
あなたは調教師ですか?(007)
馬の?そんな。俺は乗馬すらしないよ。俺は石油ビジネスの方だ。(男)

日本語字幕(戸田奈津子さん)では、Hell の部分は、
まさか
と訳出してあります。

ここでは、怒り、いらだちはなく、驚きといったところでしょうか。

リビング・デイライツでは、
007はコスコフ将軍を捕まえようと、 武器商人の ブラッド・ウィティカーの邸宅に来てます。二人の会話です。
02時間01分50秒
I’ve come for Koskov.
Well, hell, you can have him as soon as I get my opium.
コスコフのために来た。(007)
ふん、俺の麻薬を渡したら、くれてやる。(ウィティカー)

これは強調ですかね。ちょっと判断に迷ってます。

まだまだあるので、続きは別の記事にします。

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