007映画で英語の勉強 why, how とともに用いて、~する(必要がある)のか、とかいうshould の用法

ルミナス英和・和英辞典では、should には、
(why, how とともに用いて, 疑念・不可解の気持ちを表わす)
(一体どうして)…する(必要がある)のか; (どうして)…するはずがあろう(か).
Where’s Jack?” “How should I know?”
「ジャックはどこ」「私が知っているわけがないだろう」.
Why shouldn’t we do it?
なぜそれをしていけないのか(していいじゃないか).
というような反語的用法が記載されてます。

007映画のセリフではどうなっているか、見てみましょう。

why, how とともに用いて, …する(必要がある)のか

スペクターでは、
007はホワイトに娘のスワンをスペクターから守る事を約束しました。スワンからスペクターに関する手がかりを得ることと引き換えにです。
007はスワンに会いましたが、スワンは拒絶します。その直後、スワンはスペクターに誘拐されます。
スワンを救い出した007とスワンの会話です。
1時間14分53秒
I gave your father my word!
And why should I trust you?
Because my father did?
君のお父さんと約束したんだ。(007)
どうして私があなたを信用するの?(信用するわけないでしょう)(スワン)
お父さんがあなたを信用したから?(スワン)

word      約束

カジノロワイヤルでは、
上司 M が 007に自分の組織に戻るよう言ってます。
007にとって、つらいことがあった後なので、 M が 気を使って言ってます。
2時間17分36秒
If you do need time….
Why should I need more time?
The job’s done, and the bitch is dead.
もし時間が要るのだったら。。。(M)
なぜ、これ以上、時間が要りますか?(要らない)(007)
仕事は終わり、女は死にました。(007)

追記
If you do need time… の do は強調です。下記の記事で勉強してます。
You do have a choice. 君には選択肢があるんだ。And do be on time. 時間通りに do を用いた強調

リビング・デイライツでは、
英国の諜報部員が殺されます。ソ連から亡命してきたコスコフは、プーシキンの指示だと主張します。M は007にプーシキンの暗殺指令を出しました。
007は部屋に押し入りプーシキンに銃を向けてます。
君はプロだろ、理由もなく人を殺すのか(プーシキン)
1時間12分30秒
Two of our men are dead.
Koskov’s named you.
Now, why should I disobey my orders?
うちのメンバーが2人も殺された。(007)
コスコフはあなたを名指しした。(007)
なぜ私が指令に背かねばならないのか?(私は指令には背かない)(007)

ユア・アイズ・オンリーでは、
クリスタトスは007にコロンボが麻薬密売の黒幕だと偽って、彼を抹殺させようとしてます。
007は今、コロンボに捕らわれてます。
コロンボと007の会話です。
1時間13分3秒
By using a British agent to do his dirty work for him your government might give him another medal.
Why should I believe you?
I’ll prove it to you tonight.
(クリスタトスは)英国秘密情報部員を使って、彼のために汚い仕事をやらせようとしている。そして君の国はまた彼に勲章を授けるかもしれない。(コロンボ)
なぜ、君が信じられるのか?(信じられない)(007)
今晩中に証明するよ。(コロンボ)

ムーンレイカーでは、
スペースシャトルが1機行方不明になりました。
007は調査のために来ていたドラックスの研究所で、女性パイロットのコリンの寝室を訪ねます。
コリンはお誘いに来てくれたと思ってます。
そのために来たんじゃない(007)
それじゃ、何のために来たの?(コリン)
24分30秒
Would your feelings be shattered if I were to say information?
Why should l tell you anything?
もし、私が情報のためと言ったら、君のはがっかりしちゃうかい?(007)
なぜ、私がしゃべるの?(何もしゃべらないわ)(コリン)

(前半の文章の if 主語 were to ~ については、また別途記事を書こうと思ってます。)
追記 この記事に書きました。

追記 should に関しては、他にいろいろ勉強してます。
~のはず、のshould
感情の should 君が~するとはおもしろいとか
I should thinkとかは控えめな表現should控えめな表現
shouldと違ってought toはあまり使われない

007映画で英語を勉強して、300記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

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