007映画で英語の勉強 go と come は動詞を直接続けられる、go meet(会いに行く)、come see(見に来る)とか 今回は go の方

go and 動詞、come and 動詞 というのは、go to 動詞、come to 動詞 の代わりで、and は省略されることがある、とあります。
(ロイヤル英文法(綿貫 陽/宮川 幸久/須貝 猛敏/高松 尚弘 著)

さらにアルクの解説によれば、
go 動詞、come 動詞 と動詞が直接続く場合は、動詞は visit、see、meet、 get、buy、ask、check、eat、talk、have、 do、make など。
くだけた言い方なので、フォーマルな状況や文書などでは、go and 動詞、come and 動詞 と略さないで表現した方が良い。

007ではどう使われているか、見てみましょう。

今回の記事では、go を見て行きます。

ワールド・イズ・ノット・イナフでは、
クリスマス・ジョーンズ博士がカザフスタンで地下核施設の解体をしてます。
クリスマス博士が仲間に言ってます。
00時間56分59秒
I’m gonna go get some air.
外の空気に当たりに行くわ。(クリスマス博士)

gonna     =going to
get some air  外気[風]に当たる、新鮮な空気を吸う
英辞郎on the WEB

go get ですね。アルクの解説通り、続く動詞は get です。

美しき獲物たちでは、
逃げるゾリンの飛行船から垂れ下がっているロープに007は飛びつきました。飛行船は高度を上げ、007は空中をぶら下げられている形になりました。
ゾリンは飛行船を金門橋に向け、007を金門橋の鉄塔にぶつけようとしましたが、007はうまくかわし、ロープを金門橋の柱にまきつけます。
飛行船は急ストップしました。
ゾリンは部下に言います。
02時間03分28秒
Go get him.
殺しに行け。

ちなみに
ゴー ゲット ヒムでなく、
ゴー ゲ レ ムと聞こえます。
t がラリルレロの音っぽくなって、h の音が落とされてます。

追記:
h の音が発音されないのは、この記事で勉強しました。
t の音がラリルレロっぽくなるのは、この記事で勉強しました。

消されたライセンスでは、
007が麻薬王サンチェスと会話してます。
サンチェスのせりふです。
01時間28分20秒
Well, I have to go meet some people.
人と会いに行かなくては。(サンチェス)

英語字幕では、go to meet と to が入ってますが、
何度聞き直しても、to は入ってないです。

go meet ですね。アルクの解説通り、続く動詞は meet です。

ロシアより愛をこめてでは、
007は暗号機とともにタニアをソ連の領事館から連れ出し、オリエント急行に乗ります。
現地駐在員のケリム・ベイは、列車内で007に言ってます。
01時間08分13秒
I’ll go see the conductor now.
私は車掌に会いに行く。(ケリム)

go see です。アルクの解説通り、続く動詞は see です。

消されたライセンスでは、
007は麻薬王サンチェスの工場を火災にします。火災はほっとけ、というサンチェスの指示に反対する部下に、サンチェスは言ってます。
01時間51分11秒
I said go help Heller!
ヘラーを手伝いに行け、と言っただろう。(サンチェス)

go help です。help はアルクの解説にはない動詞ですが、ReversoContextには、I have to go help him.
彼を助けに行かないと help が例文として載ってます。

ワールド・イズ・ノット・イナフでは、
武器係の Q が部下に指示してます。
00時間21分49秒
Now, go put on the coat and demonstrate it for 007.
コートを着に行って、007にデモするんだ。
(このコートは秘密兵器なのです)

go put です。put はアルクの解説にはない動詞ですが、ReverContext には、Look, I’ll go put them in water, and then we’ll go to the game, all right? ちょっと花瓶に入れてくるから、その後試合に行きましょ と put が載ってます。


go 動詞、と省略するのではなく、go and 動詞 と省略されてない形もちゃんとありました。
女王陛下の007では、
ボブスレーで逃げるブロフェルドを007が追ってます。
007はスピードが増し、ついにコントロールできなくなり、コースから飛び出てしまいます。
やってきた雪山遭難救助犬に007が言います。
02時間15分21秒
Go and get the brandy, huh?
ブランディーを取りに行って。(007)

(遭難救助犬はスコッチなどの強い酒を入れた樽を下げている事があるようです。この犬は下げてませんでしたので、このように007が言ったのだと思います。)

次回は、 come 動詞 をやります。

007映画で英語を勉強して、300記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です