007映画で英語の勉強 do を用いた強調

【語法】 強調の do
(1) do /dúː/, does /dʌ́z/, did /díd/ のように常に強く発音し, その後の動詞を少し弱く発音する.
(2) 相手が否定ないし消極的な態度をとっているときなどに, 自分の考えを強く主張する場合に用いる.
・I dó remèmber it quite well. いや今でも本当に覚えています《I remember it. の強調》.
・Dó còme in. さあ入ってよ《Please come in. の強調; 遠慮したりしてなかなか入ろうとしない相手への勧誘》.
(3) 強調の命令文では do は be にも伴う
・Dó bè quiet. どうか静かにしてくださいな《Be quiet. の強調; なかなか静かにしない相手に向かって》.
ルミナス英和・和英辞典には、以上のような説明があります。

007映画のセリフでは、どうなっているか見てみましょう。

■平叙文の中で

■■do

トゥモロー・ネバー・ダイでは、
英国情報部は、英国と中国を戦争の危機に陥れたのは、メディア王のカーヴァーの陰謀とにらみ、007を調査のためにカーヴァーの元に向かわせます。
007はカーヴァーの妻のハリス・カーヴァーに出会いますが、昔の別れた恋人だったので、愛し合ってしまいました。
ハリスが部屋を出ていく時の007とハリスの会話です。
僕が君を国外脱出させる。(007)
無理だわ、誰も夫からは私を守れない。(ハリス)
00時間46分21秒
You do have a choice.
Only if you let him go.
I can’t do that.
君には選択肢があるんだ。(007)
あなたが彼をほっておいてくれたらね。(ハリス)
それはできない。(007)

オクトパシーでは、
ファベルジェ・エッグというロシアの至宝がサザビーのオークションにかけられました。
英国諜報部では、これはロシアのスパイたちへの報酬のためかも知れないと考え、007に調査を指示しました。
あまり手掛かりはないが、と007に言ってます。
00時間16分03秒
Well, we do have one lead, Minister.
手がかりはまさにあります。(007)
と言って、ファベルジェ・エッグを持ちます。

以上の二つの007のシーンでは、ルミナス英和・和英辞典の
(2) 相手が否定ないし消極的な態度をとっているときなどに, 自分の考えを強く主張する場合に用いる.
に良く当てはまると思います。トゥモロー・ネバー・ダイでは、逃げ出すことに消極的なパリスに007が強く言う。オクトパシーでは、手がかりがあまりないがという否定的な本部に対し、007が強く言う感じがします。

過去形もあります。

■■did

慰めの報酬では、
カミーユはドミニク・グリーンの指示で殺されそうになったことに気付いて、グリーンに怒鳴り込みに行きました。
君を好きになりそうだと思ったんだ。(グリーン)
00時間23分40秒
So you did just try and have me killed.
それで、私を殺させようとしたんだ。(カミーユ)

ちなみに、 try to でなく try and が使えるのは、助動詞の後か命令文だと、この記事で勉強しました。
強調の do、did は助動詞ですからね。

私を愛したスパイでは、
007はカール・ストロンバーグの世界壊滅の陰謀を阻止した後、ストロンバーグの基地に向かいました。
ストロンバーグはエレベータに乗れと言います。
実はそのエレベータは床の中央が割れ、サメのいる水槽に人間を落とすものです。
007はそれに気づいて、中央を避けて立ち、無事にストロンバーグの元にたどり着きます。
01時間55分14秒
You did want me to drop in.
本当に立ち寄って欲しかったんだな。(007)

これはジョークでもあります。
drop in は文字どおりは、中に落とす、という事になりますが、立ち寄ると言う意です。
この記事で、drop out とともに扱ってます。

■命令文の中で

007は二度死ぬでは、
007は米国の宇宙カプセルが宇宙で何者かに拿捕された事件を調べてます。
007はコンタクト先だと教えられたヘンダーソンのホテルの部屋に前に来てます。007がノックすると、ヘンダーソンがふすまを開けて言います。
00時間20分21秒
Do come in.
入ってくれ。(ヘンダーソン) 

このシーンでは、007は別に入るのを遠慮しているようには見えませんが。。。

ワールド・イズ・ノット・イナフでは、
テロリストのレナードは、007の暗殺に失敗した後、アーコフとダビドフを呼んで責任を問うてます。
最終的にはアーコフを殺したレナードは、ダビドフにアーコフの後を継げ、このIDカードを持って行け、
00時間50分26秒
And do be on time.
そして時間通りにな。(レナード)
と指示してます。

ネバーセイ・ネバーアゲインでは、
007は新しい M に説教をされてます。
君の問題は、体と脳をむしばむフリーラジカル(遊離基)が問題だ、療養所に行けという指示を M に出されます。
007は部屋を出てマニペニーと会話します。
任務をもらった?(マニペニー)
もらったよ。(007)
00時間06分22秒
I’m to eliminate all free radicals.
Do be careful.
過激派を殲滅するんだ。(007)
本当に気をつけてね。(マニペニー)

radical   過激派

この be to という表現は、この記事で勉強してます。

今日は do を用いた強調表現を勉強しました。
冒頭の説明では、
(2) 相手が否定ないし消極的な態度をとっているとき「など」に, 自分の考えを強く主張する場合に用いる.
とありました。
上記で慰めの報酬以下の例では、相手が否定的、消極的な感じがしませんが、
トゥモロー・ネバー・ダイの
無理だわ、誰も夫からは私を守れない。(ハリス)
You do have a choice.
君には選択肢があるんだ。(007)
オクトパシーの、
あまり手掛かりはないが、と007に言ってます。
Well, we do have one lead, Minister.
手がかりはまさにあります。(007)
は、まさに相手が消極的、否定的な感じがします。強調の do は、こういう時にとてもフィットする言い方なんですね。

007映画で英語を勉強して、300記事を超えました。好きな映画で英語を勉強するのは楽しいものです。この記事に全体の目次がありますので、ぜひともお好みの記事からご訪問ください。

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