007映画で英語の勉強 take it that~で、~と受け取る、思うという表現

英辞郎on the WEBでは、
take it that  【that以下】と理解する[解釈する・受け取る・信じる・思う]
ルミナス英和・和英辞典では、
【語法】 I take it (that) …は確認などに用いる; この場合 it は that 以下を受ける形式目的語
I take it (that) you don’t want to go. あなたは行きたくないんですね. 

この表現は学生時代は知りませんでした。でも良く使われるようです。

007映画のセリフで見ていきましょう。

take it that ~

リビング・デイライツでは、
ソ連から英国へ亡命したコスコフは、英国諜報部に英国の諜報員を殺したのはプーシキン将軍の指示だと言います。007はプーシキンのホテルに押しかけます。
01時間10分26秒
I take it that this is not a social call, 007.
Correct.
これは社交上の訪問じゃないんだね、007。(プーシキン)
その通り。(007)

take it that ~ で出て来てますね。

ダイ・アナザー・デイでは、
007は敵のグスタフ・グレーヴに招かれて、アイスランドに行きます。そこでアメリカの女性諜報部員のジンクスに再会します。
グレーヴの部下ミランダがジンクスに話しかけます。ジンクスはもちろん身分を偽ってます。
01時間13分16秒
And Miss…?
Swift.
Space and Technology magazine.
Really?
I take it Mr. Bond`s been explaining his big-bang theory.
お名前は?(ミランダ)
スイフトです。宇宙技術マガジン社の。(ミランダ)
そう?
ボンドさんは、ビッグバン理論について説明してくれたと思いますが。(ミランダ)

that は省略されてますが、take it that ~ ですね。

ちなみに、And Miss…? ですが、Miss…? とか、Mr.…? は、それぞれ女性、男性に名前を聞くときの用法です。この記事のコラムで勉強しました。

トゥモロー・ネバー・ダイでは、
英国と中国が戦争一歩手前です。それを仕組んだと思われるカーヴァーのパーティに007は入り込みます。昔007と付き合っていて、彼が諜報部員だと知っている 現カーヴァー夫人のパリスと再会し、乾杯するシーンです。
00時間33分39秒
To you.
No, to the gun.
So I take it this isn’t a social visit?
あなたのために乾杯(007)
いや、銃に乾杯(パリス)
これは、社交上の訪問ではないのでしょ?(パリス)

that は省略されてますが、take it that ~ ですね。

ちなみに、To you. や to the gun ですが、to ~. は~に乾杯という意味です。この記事で勉強しました。

美しき獲物たちでは、
007は、半導体技術をソ連に不正に流しているらしいゾリンが催す競走馬の競売場に、馬主を装って潜入しました。ゾリンと007の会話です。
私の叔母が亡くなって、馬を残したので、(007) 
00時間33分37秒
So I thought it might be rather fun to breed and raise horses.
I take it you ride?
I’m happiest in the saddle.
それで、馬を育ているのは、けっこうおもしろいかもと思ったのです。(007)
あなたは、乗馬をされるのでしょ?(007)
鞍の上にいるのが、最高の幸せです。(ゾリン)

that は省略されてますが、take it that ~ ですね。

スペクターでは、
英国セキュリティ・サービスの長官Cは、各国の秘密情報を統合しようとしてます。南アフリカは反対で提案は不成立でした。実はCは裏切者で、悪の組織スペクターに多くの情報を流しやすくするためです。
二度目の会合が開催されました。
MとCの会話です。
01時間26分24分  
Shortest meeting I can remember.
South Africans on board, I take it?
短い会議だった。(C)
南アフリカも一員になった、と受け取ったが。(M)

これも take it that の一種でしょう。

on board      (チーム・組織の)一員に加わって, 一員として
ルミナス英和・和英辞典

take it personally という言葉があります。take it that を勉強している時に見つけました。take it that と形は似てますが、構造は違います。take it personally の it は that 節でなく、今話した事を指してます。勉強すると、personally がおもしろい言葉だなと思ったので、ここに記載します。

◆コラム Don’t take it personally.

スペクターでは、
007はテロリストのスキアラを殺します。そして葬式でその未亡人に会います。
未亡人と007の会話です。
00時間34分27秒
You killed him, didn’t you?
My husband.
He was an assassin.
Trust me, he won’t take it personally.
あなたは夫を殺したのね? (妻)
私の夫よ。(妻)
彼は暗殺者だった。彼は個人的な事ととらえないだろう。(007)

戸田奈津子さんの日本語字幕では、
彼は殺し屋だった 分かってくれます
となってます。

この個人的な事ととらえないだろう、ですが、良く使われる言葉らしく、don’t take it personally でググるといろいろあります。
例えば、
海外ドラマで毎日英語リスニング鍛えちゃおう では、
「個人的な攻撃をしていると受け取らないでね」 「悪く思わないでね」
です。
これらから判断すると、007のセリフは、これは個人攻撃としてやったのじゃない、
つまり、ジェイムズ・ボンドがスキアラに対して、個人的恨みとかがあって殺したんじゃない、スキアラが何万人の人を平気で殺そうとするテロリストで、007は安全保障の仕事として、スキアラの活動を永遠に止めたという事だと思います。
だから、日本語字幕では、わかってくれます は、スキアラも覚悟の上だろう、という事ではないでしょうか?

I take it that ~ は海外の会社とビジネスをしている時、もっと使えると思う表現です。ややこしい問題点を対処しなくてはいけない時に、こちらの認識はこうです、と明確に相手に明示する時にです。

また、Don’t take it personally. も、何か問題があって、相手の会社にとって不利益な判断を相手に伝えるときに、これはあなたが嫌いだとかで言っているのではない、ビジネス上、客観的にそう言わざるを得ない、と言う時に使えそうな表現だと思います。

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